待望の赤ちゃんが産まれてから行う初めての大きなイベントがお宮参りです。お宮参りは氏神様に参拝することで、赤ちゃんが無事に産まれたことへの感謝を示したり、これから健康に成長をしていってくれることを願ったりするためのものだと言われています。ただ、お宮参りは生後1ヶ月後頃、特に男の子は生後31日目、女の子は生後33日目に行うものとされており、産後のバタバタした生活の中で十分に準備できないことも事実です。

今回は初めてのお宮参りで失敗しないために、どのような準備をしたら良いのか体験を交えながらご紹介したいと思います。

お宮参りは、妊娠中の準備が不可欠


冒頭にも触れた通り、お宮参りは生後1ヶ月ほどで行われることがほとんどです。ただ、産後1週間前後は産院で入院しており、退院して自宅に戻ると慣れない育児で疲労困憊になってしまうママも多いと思います。特に第一子の誕生となると、育児も右も左も分からないような状況ですし、頻回授乳でまとまった睡眠時間も取れず、体力的にも精神的にもきついと感じるママは少なくありません。私自身も授乳、オムツ替え、家事をしていたらあっという間に毎日が過ぎてしまい、今となってはいつ寝ていたのだろうと思うほどです。そのため、お宮参りの準備を産後に行うことは事実上とても困難だと思います。仮に忙しい産後の生活の合間を見つけて準備をしたとしても、万全な準備ができるかは分かりません。だからこそ、産休中など、時間に余裕のある妊娠中にお宮参りの準備をしておくことがお宮参りを成功させる秘訣なのです。

お宮参り、どのような準備が必要なのか


お宮参りの準備に際して具体的に必要なのは以下の5点です。

・お宮参りをする神社選びと祈祷予約

・当日の衣装(親・子両方)準備

・招待者へ日時、場所の連絡(両家両親など)

・お宮参り後の会食の手配

・(写真撮影をする場合)フォトスタジオ予約/カメラマン予約

では具体的に説明していきたいと思います。

お宮参りをする神社選びと祈祷予約


まずはお宮参りをする神社を選ぶ必要があります。安産祈願をした人は同じ神社を選ぶ人もいます。ただ、里帰り出産などをしている人は安産祈願をした神社とは異なる場合もあるでしょう。また、産後1ヶ月足らずなので、赤ちゃんにもママにも負担が少ないよう、近場の神社を選ぶことも可能です。私も自宅から車で5分程度のところにある神社でお宮参りができることを知ったため、母子の負担を考えてそちらでお願いすることにしました。

また、良い日柄の日や週末などは参拝者が多いことも考えられるので、事前に神社に電話をしてお宮参りの予約をすることも必要です。赤ちゃん連れなのでどうしても予定がキャンセルになってしまうこともありますが、予約をしていなければお宮参りもできないので、まずは予約をしておきましょう。

お宮参り当日の衣装(親・子両方)準備


お宮参りの際には親子共に衣装の準備が必要です。正装であれば母親は着物、父親はスーツなどが良いと思います。ただ、生後1ヶ月だと授乳をしている人も多いと思いますし、産後すぐで体調が完全には戻っていないこともあるので、着物を長時間着用するのが辛いと感じる方はワンピースやスーツなど、フォーマルな格好であれば良いと思います。私自身も完全母乳だったこともあり、着物は厳しいと判断し、授乳がしやすく動きやすいパンツスーツにしました。ただ、産後はすぐに体型が戻らないママもいるので、ワンピースも用意しておくと安心です。

また、子どもの衣装もとても重要です。本来は白羽二重の内着に祝い着をかける和装が最も正装とされています。ただ、今はベビードレスなどもあるので、夫婦で話し合ってどのような衣装が良いのか決めると良いと思います。お祝いなどでベビードレスをもらう人もいるようです。我が家では、格子柄のカバーオールを着させ、その上に鷹や松など、おめでたい柄が入った祝い着をネットでレンタルしたものをかけてお宮参りをしました。祝い着に関してはネットレンタルがとても充実しており、1泊2日、クリーニング不要で数千円で借りられるところも多いので、ぜひ探してみてください。一生に一度のイベントなので、せっかくであれば祝い着だけでもかけてあげるとだいぶ雰囲気が変わると思います。レンタル業者の目処をつけておけば、産後も慌てずにすぐ予約することもできますし、パパに予約をお願いすることもできるでしょう。

招待者へお宮参りの日時、場所の連絡(両家両親など)


次に誰を招待するかも考えておきましょう。家族3人だけお宮参りをするのか、祖父母や親戚なども呼ぶのかはそれぞれのご家庭次第だと思います。我が家は両家両親からぜひ一緒に行きたいと言ってくれたため、家族3人と両家両親合わせて7名でお宮参りをしました。両家が集まる機会もあまりないので、貴重な機会になりましたし、子どもを囲んで幸せな時間を過ごすことができたのでとても良かったと思います。

家族以外の人を呼ぶ際には、先方の予定などもあると思うので、予めお宮参りをする日時や場所の連絡をきちんとしておくことや、予定の調整をするようにしましょう。

お宮参り後の会食の手配


お宮参り後は自宅で仕出しを取ったり、料亭などで会食にしたりすることが多いようです。祝い事の席なので、せっかくなので普段とは違った料理を囲みながらこれからの子どもの成長を願うのが良いのではないかと思います。

我が家は両家両親が遠方から来てくれたこともあり、神社近くの和食屋さんを予約していました。お宮参り後のお祝いの席であることを伝えると、和室の個室を用意してくださり、お店の方から写真撮影のサービスもしてくれました。ちょうど授乳のタイミングとも重なっていたため個室を用意してもらえたことで授乳もできてとても助かりました。

自宅で仕出しを取る場合でも、どこに頼むのか、どの内容にするのか予め決めておくとスムーズに注文ができると思います。

(写真撮影をする場合)スタジオ予約/カメラマン予約


お宮参りの際に写真撮影をする方も多いようです。お宮参り写真撮影にも2パターンあり、スタジオで撮る場合とカメラマンの方を呼んで、神社で撮影する場合があります。我が家は生後1ヶ月の子どもの負担を考え、個人のカメラマンの方に神社に来てもらって撮影をしました。神社にもカメラマンの方が来ることを伝えると、祈祷中の撮影も可能であることを教えてくださり、祈祷前の家族集合写真や祝い着をかけた状態での子どもの写真、祈祷中の写真など様々なショットを撮ってもらうことができたのでとても良い思い出を残すことができました。自然な状態での写真が多かったですし、お宮参り後にスタジオに移動する手間や負担を考えてもその場でお宮参り撮影してもらえたことはとても良かったと思います。

スタジオ撮影をされる方であれば、お宮参り当日以外の日を選ぶことも可能です。その場合、お宮参り用にレンタルした衣装は使えなくなりますが、スタジオ自体にも貸衣装があることがほとんどなので、また別の衣装で撮影ができる利点もあります。

素敵なお宮参りにするために!


以上、赤ちゃんのお宮参りについてご紹介してきました。初めてのお子様であればお宮参りに関しても何を準備したら良いのか迷ってしまうご夫婦も多いと思います。また、お宮参り自体は出産後に行うイベントですが、出産前に入念な準備をすることで、後悔のないお宮参りにすることができると思います。私自身、神社の予約や衣装の予約、お店やカメラマンの方の予約などをすべて産前に行っていたことで産後に焦ることもなく、素敵なお宮参りにすることができたと自負しています。ぜひ時間のあるうちにじっくりと検討し、ご家族にとって一番良い形でお宮参りができることを願っています。

福岡市でお宮参り写真撮影・着物レンタルは原田写真館(香椎参道通り)

お宮参り専門サイト https//omiyamairi-haradaphoto.com

お宮参り画像・お着物画像ギャラリー https//omiyamairi-haradaphoto.com/gallery/

お宮参りマナー等お役立ち情報 原田写真館 初めてのお宮参りhttps://omiyamairi-haradaphoto.com/omiyamairi/


福岡市フォトスタジオ 原田写真館Since1969香椎参道 オフィシャルHP

関連記事

  • 関連記事
  • おすすめ記事
  • 特集記事
TOP