家族構成とお宮参りの時期
我が家は子どもが2人。2018年9月生まれの女の子と2020年8月生まれの女の子です。父(40代前半)と母(筆者;30代後半)の4人家族です。どちらの子のときも、お宮参りは神社での祈祷と写真撮影をしてもらいました。大きなトラブルはもちろん、赤ちゃんがぐずるなど困ったこともなく、素敵なお宮参り記念写真も残すことができました。そのときの経験と、特に意識したポイントなどをお話したいと思います。
まず、お宮参りの時期について。育児本などには男の子31日目、女の子33日目が一般的(地域によって異なる)とあります。ただ、そんな早い時期に赤ちゃんを連れて長時間外出するのは何となく不安がありました。かといって、先延ばしにして赤ちゃんが大きくなってしまうと、衣装が入らなかったりと不都合が出てくることもあるそうです。
私の場合は出産後、赤ちゃんの1ヶ月健診(生後5週くらい)までは子どもたちと実家(自宅の隣の市)に里帰りをしていました。健診の数日後に自宅に戻って親子だけでの生活をスタートさせ、少し落ち着いた時期になる生後6~8週くらいに設定しました。
長女のときは11月初旬、次女は10月下旬、ちょうど秋のお祭りの時期(10月中旬)を過ぎたばかりで、七五三(10月下旬~11月)のハイシーズン。また夫の仕事の都合で時間が取れるのは日曜のみでした。混雑が予想されるので、産後の体調が落ち着いてから早めに情報収集をスタートさせました。
お宮参りどこに行く? 神社と写真館について
第一に、どこの神社にお参りに行くか。自宅の近く(車で10分弱)のところに割と大きな神社があって、地元では有名で大きなお祭り(屋台練りや神輿が毎年派手に行われます)があります。ですからお参り先はあまり迷うことなく決定しました。
神社では事前に電話で日時指定した上で神主さんの祈祷をお願いしました。予約の際に神社側から「玉串料として6,000円と、一升瓶でお酒を奉納してください」と指定があったので持参しました。
次に、写真館選びについて。スタジオアリスなどの大手、地元で複数店舗のチェーン展開をしている写真スタジオ、個人経営の写真館等、新聞の折り込み広告やインターネットを使って情報収集。気になるところには連絡を入れて予約状況や内容(サービスや衣装レンタル、費用など)を確認していきました。結局決定したのは自宅から車で15分程度のところにある個人経営の写真館。ホームページで子ども(特に赤ちゃん)撮影に自信を持っておられ実績が多いことが決め手になりました。
お宮参り赤ちゃん・両親は、何を着るか
宮参りといえば、産着。写真館でレンタルしました。帽子やよだれかけもセットされていましたし、お出かけレンタルも付いていたので神社にも着て行きました。もうひとつ、赤ちゃんのベビードレス。白地にレースのたくさんついた定番のセレモニードレスを自分たちで用意し、自宅から着ていきました。産着は赤ちゃんを抱っこして上から羽織る(かける)だけになるので、結局1枚は何か洋服の準備が必要です。
両親の服装について。父はスーツ、母はワンピースを着ました。記念撮影は是非和装でとの希望もありましたが、赤ちゃんを母乳を育てていたので、途中で授乳しないといけなくなることを考えて今回のところは断念です。
女性の髪型も気になるところ。私は妊娠中、担当の美容師さんから「産後しばらくは自分のケアが難しくなるし髪が邪魔になるのは避けたいから、妊娠中は最低限結べる長さまで髪を伸ばしておき、出産直前にそのままの長さでいくか短く切ってしまうかを選ぶといいよ」とアドバイスを受けました。これはお宮参りくらいまでを念頭に考えておくと良いかと思います。和装か洋装か、ヘアアレンジをどの程度したいかなどで変わってきますから。私は普段からショートヘアなので、出産直前に短く切りました。産後は毎日乾かす暇もなかったせいか、耳の横あたりの髪が片方だけ妙にハネてしまい、お宮参り直前で慌てて美容院に行きましたが結局直らず、髪型の変な写真が残ってしまいました。小さいことですが少し悔しいです。
当日のスケジュールと2回目のお宮参り(七五三とコロナウィルスの影響)
お昼12時ごろ写真館到着。さっそくお宮参り写真撮影に入ります。まずは赤ちゃん単独での写真。和装・洋装それぞれで背景や座る場所、アングルなどを変えて複数カット撮影。特に産着での撮影時は写真館のスタッフさんが服を脱がせてタオルで巻き、産着の柄がきれいに出るようにされていました。他には、お母さんがのぞき込んでいるカットやお父さんと手を繋ぐカット、足だけのアップなど、様々なバリエーションを撮影してもらえました。そして最後に家族写真を撮影。ここでも赤ちゃんを乗せる台を使って楽にきれいに撮れるように工夫されていました。
神社の祈祷は14時の予約だったので少し時間があり、一度自宅に戻って授乳とおむつ替えを行ってから神社に移動。すぐに祈祷所に通され、待ち時間はほとんどなく祈祷を終えました。
神社には、両方の祖父母も一緒にお参りしました。祈祷の予約時刻を伝えて神社に現地集合にし、お参りを終えると記念撮影を行い、そのあと自宅でお茶とお菓子でもてなしました。どこかお店を予約して食事でも、という提案もありましたが、外出が長くなって赤ちゃんの負担が重くなるので、その形に落ち着きました。
実は、この時間配分はこちらからの指定ではなく、写真館も神社も混雑していたので空きがそこしかなかった、という事情だったのですが、結果的に、移動時間(自家用車使用)も考慮して余裕をもって設定できたと思います。偶然ですが2回とも同じような時間帯でのスケジューリングになりました。
また、次女のお宮参りのときには長女が満2歳になっていたので、七五三のお参りとお宮参り写真撮影も同時に行いました。写真館では長女の衣装替えの間に次女単独のお宮参り撮影を行うなど待ち時間が発生しないように工夫してくださり、トータルの所要時間は2時間弱くらいでスムーズでした。なお長女のとき(赤ちゃん1人+家族写真)だと所要時間は1時間弱でした。
さらに、2回目のときは新型コロナウィルスの影響も大きな要素でした。写真館では撮影時以外は基本的にマスク着用しました。神社では「大人は全員マスク着用、祈祷所に入れるのは祈祷を受ける子どもと両親のみ」と事前予約時に説明されました。祖父母などが一緒に行った場合は一般の参拝所(賽銭箱のあるところ)で待機してくださいとのことでした。当日神社に行ってみると、同じ時間帯に他に祈祷を受ける方がおられなかったので、祖父母も全員祈祷所に入ることができました。ちなみに座席は1人ひとつの椅子で、かなり離してありました。
まとめとポイント
時期:生後6~8週。 場所:地元の大きな神社で祈祷 + 個人経営の写真館で記念写真撮影。 服装:赤ちゃんは産着 + ベビードレス、父スーツ・母ワンピース着用(母ショートヘア)。 その他:子どもが2歳差のため、長女の七五三と次女のお宮参りを同時に実施。
お宮参り当日のスケジューリングが最大の重点ポイントです。というのも、お宮参りは赤ちゃんを連れての初めての長時間外出。写真撮影と神社参拝を続けて行うとなると3時間くらい費やすことが予想されます。生後1~2ヶ月の赤ちゃんの授乳間隔を考えると少し長いですよね。事前に写真撮影や祈祷の所要時間を確認し、間に授乳時間をとれるように調整しました。出かける前に授乳とおむつ交換を行っておき、途中でバタバタしないように準備しておくのも大切と思います。
お宮参りは、持ち物も重要です!
着替え、おむつ(+おしりふき)は必ず持参、ミルクも準備しました。ベビードレスを着せましたが、撮影・お参りの本番以外はスタイで汚れをガードし、帽子やボレロなどの小物は写真撮影のときのみ身に着けました。写真館からは「お気に入りのおもちゃやおしゃぶり、普段使っている哺乳瓶の乳首は、あれば必ず持ってきてください」とのアドバイスもありました。また、待ち時間を想定してクーハンも持参。これが意外と役に立ちました。後から振り返れば、赤ちゃんを完全母乳で育てたので、お出かけにミルクを持って行ったのはお宮参りのときだけでした。
今から思えば、子育て経験が浅くて不安ばかり大きかったなぁと思います。お宮参りに限らずですが、赤ちゃんと一緒のお出かけは、事前の確認と準備が大切です。
私たちのお宮参りは、本当に楽しく、いい記念になりました。これから赤ちゃんを迎える方も、無事に成長してくれるのを祈るお宮参りが良いものになるといいなと願っています。
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