3歳の女の子の母です。うちの子のお宮参りの時のことを紹介しながら、いくつかお宮参りのポイントを挙げていきたいと思いますので、これからお子さんのお宮参りに行かれる方の参考になれればと思います。

まず、お宮参りのスケジュールを決めることから始まります。生まれてから1ヶ月後を目途にお宮参りをする方が多いと思いますが、当日のスケジュールは、よく練っておいた方がいいです。スタジオでのお宮参り写真撮影をする場合は、お参りの当日にするのか、事前に写真だけ撮っておくのか、選べます。うちは、同じ日に両方しましたので、以下のようなスケジュールでした。

 ・前日に衣装を借りる

・午前10時 神社にお参り

・午前11時30分 会食

・午後3時 スタジオで写真撮影 →終了

時間に余裕を持ってスケジュールを組んだつもりでしたが、逆に時間が余ってしまいました。そうなると、赤ちゃんを抱えたまま外で待ったり、車で待機したりする時間ができてしまいます。会食会場も、12時30分からの食事ということで予約をしていたのですが、10時にお参りをしてお宮参り写真を撮った後、思った以上に早く終わってしまい、結局、お店に電話をして、予約時刻を早めてもらいました。お参りにどのくらいの時間がかかるのか、その後の昼食会場への移動には、どのくらいの時間がかかるのか、などを一度シュミレーションしてみると良いと思います。赤ちゃん連れでは予期せぬこともあるので、時間に余裕を持つのも大事ですが、あまり時間があっても、赤ちゃんも家族も疲れてしまいます。

昼食から撮影の流れは、時間ぴったりで、ゆっくり会食ができて、スタジオにも余裕を持って着くことができたので良かったのですが、撮影は、お参りの後ではない方が良かったと思いました。まだ生後1か月の赤ちゃんで、しかも外出にも慣れていません。そんな中、朝から車で移動したり、知らない場所へ次々と行ったりしたため、いざ撮影をする時になって、眠ってしまっていました。大泣きしたり、ぐずったりするのではなかったのでまだ良かったのですが、赤ちゃんの、可愛く起きている顔を撮りたいので、一番元気な時間に撮ってあげる方が良かったと思います。スタジオ写真は、別の日に撮るか、お参りの前に撮影を済ませてしまう方がおススメです。結局、泣かせないように注意しながら起こして、無事に撮影できました。

お宮参り当日の気候に注意

うちの子は6月生まれだったのですが、7月のお参りは、暑かったです。赤ちゃんはお参り用の衣装とおくるみでぐるぐる巻きになっていますし、産後の床上げが済んだ直後の私の体調も、万全ではありません。神社に木陰などがあれば少し良いですが、暑さ対策はもっとしておくべきだったと思います。お宮参りの日取りを、しきたりに拘らず、暑い時期を避けて設定するというもの一つの方法です。もし希望の日程が、気候的に不安のある場合は、神社の近くに赤ちゃん連れで気軽に入れるお店などがあるのかどうかを調べておくのも良いかと思います。

お宮参り後の会食会場は、赤ちゃんに優しい場所を

会食は、断然、座敷の席が良いと思います。そして事前に赤ちゃん連れで行くことを伝え、OKかどうかを確認した方が良いです。おむつ替えや授乳などもできる場所がないと困るので、要チェックです。お店によっては、ベビーベッドやバウンサーの用意があったりするので、そのお店がどのくらい赤ちゃんに対応しているのかは、電話やホームページで確認しておくと良いと思います。うちの場合は、ベビーベッドが用意されましたが、授乳室やおむつ替えコーナーの無いお店でしたので、座敷で皆が食事している隅っこで、おむつ替えと授乳を手早く済ませました。授乳室が無いと、母乳の場合はケープを使ってその場で授乳することになるので、周りのお客さんが気になる方は、ぜひ個室の予約の方が良いと思います。

初宮参りに、荷物は何が要る?

まだ生後1ヶ月の赤ちゃんは、外出する機会も少なく、両親も、お出かけに必要な荷物の準備に手間取ることがあるかと思います。基本の、おむつとおしりふきは必ずですが、ミルクを吐いたりおむつが漏れたりする場合に備えて、着替え一式も絶対に必要です。うちはティッシュも常備するようにしています。まだミルクを吐き戻したりするのが日常茶飯事な時期ですし、赤ちゃんによってはよだれも出ます。ティッシュがあれば色々な事態に対応できます。あとは授乳に必要なものもかばんに入れます。母乳の場合は哺乳瓶などが要らないのでうっかりしがちですが、授乳ケープは本当に役に立つので、持っておくと便利です。ベビーカーや抱っこひもも、新生児から使えるものかどうかを確認して用意しておくべきです。車での移動の方も、神社で長時間、首の座っていない赤ちゃんを抱っこし続けるのは、なかなか大変です。

その他、外出に慣れていない赤ちゃんのために、夏なら暑さ対策になるようなグッズを、冬なら温かさを調節できる服を用意してあげると良いと思います。その場合も、急激に冷やしたり温めたりしてはいけないので、ガーゼのハンカチを持ち歩き、うまく調整できるようにしています。

荷物は、チャック付きのバッグで運ぶのをおすすめします。赤ちゃんを抱っこしながら荷物を持ったりすると、やはりバッグが斜めになり、中身が落ちたりして大変さが増します。できる限り赤ちゃん連れの外出のストレスを減らすためにも、使いやすく軽いバッグを見つけておくと良いでしょう。そして、荷物はパパに準備してもらうと良いと思います。一般的に、ママが準備することの方が多いかと思います。うちもよく、私が荷物の準備をして出かけていたのですが、出先で忘れ物に気づいた時に「何でこれ持ってきてないの?」と文句を言われ、腹が立った記憶があります。赤ちゃんは、家族みんなでお世話をするという意識をパパに持ってもらう必要があります。父親としての当事者意識を育てていくためにも、お宮参りの荷物の準備は、ぜひ世のパパさん達にやってもらいたいことの一つです。

その他、お宮参りに向けて家族の体調管理など

その他の注意点ですが、お宮参りに行く家族の範囲を決めることと、家族の体調管理についてです。おじいちゃんおばあちゃん、両親、赤ちゃんが参加するのが一般的かと思いますが、それぞれの家族で住む地域が様々だったり、おじさんやおばさんが参加したり、それ以外の親族がお宮参りに参加したりという場合もあるかと思います。両家のバランスを取りながら、それぞれが納得のいく形で参加者を決めるとが一番だと思います。うちの場合は、ひいおじいちゃんが参加しました。

そして、家族が日にちを決めて集まるとなると、大切なのは体調管理です。おじいちゃんおばあちゃんは、若い方もいますが、高齢の場合は、気候の良い時期の方が身体に障らないかと思います。産後の母親の体調も、お宮参りには整えていかなければなりません。産後の調子が良くない場合は、無理せず、日程をずらして再検討する方が良いと思います。実際、私は「もう大丈夫」と思って出かけましたが、翌日腰痛に苦しみました。そして、赤ちゃんにお兄ちゃんやお姉ちゃんが居る場合も、子どもの体調管理に注意が必要です。子育てしている方は「あるある」と思われるかと思いますが、「ここぞ」というタイミングで、子どもが急に熱を出すことは、よくあります。体調管理を万全にして、お宮参りの日に、家族みんなで、赤ちゃんを囲んで幸せな時間が持てるよう、願っています。

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