お宮参りの準備

私達夫婦は、お宮参りの際に娘に着させる着物は 旦那の実家から旦那のお姉さんが子供の頃に七五三で使用した 着物をお借りする約束でした。 そのため事前にお宮参りの数日前に着物を受け取りに行きました。  旦那はスーツ、私は授乳可能なフォーマルな服装を用意しました。 本当は写真映えを考えて着物がよかったのですが、真夏ということと、授乳の時の不便さを考え 黒のフォーマルにしました。お互いの両親はもちろんスーツ。 マザーバックには何があってもいいように、タオルや着替えやおむつを十二分すぎるほどにたくさん持って行きました。 ご祈祷中や移動中の荷物は私の両親が運んでくれていました。

お宮参りの神社選び

地元では厄払いがとても有名な立派な神社が近くにあり、市内や隣接する市で生まれた赤ちゃんはみんなこの神社でお宮参りを行う為 何の迷いもなく地元の神社を選びました。  厄払いが有名なこともあり県外から訪れるお客様も多く、 事前予約していたにも関わらず、当日は車を停めるのもやっとな程多くの人で賑わっていました。

ご祈祷

お宮参りはお参りのみか、ご祈祷をするか選ぶことができましたが 私達はご祈祷をお願いすることにしました。 控室には多くの同じ月齢の赤ちゃんを抱いた家族が待機していました。 可愛いらしい新品のフリフリの衣装を身にまとった女の子もいれば 恐らくご両親かおじいさんおばあさんから受け継いだと見らえる 素敵な着物をお召しになった赤ちゃんもいたりと 
とても華やかで幸せな空気に包まれておりました。 待機所にはお宮参りの写真を撮る場所があり、旦那と娘と3人で撮ってもらいました。 ですが人がたくさんいたため、何枚も撮ることができず せかせかと終了してしまったことが少し心残りです。何枚か写真はぶれていました。
巫女さんへ初穂料をお渡して受付が済んだら、順番にご祈祷が行われます。 どの神社でも共通なのかどうかわかりませんが 私が執り行っていただいた神社ではご祈祷中に大きな太鼓を何度も太鼓を叩いており 最前列に座っていた赤ちゃん達が何人も泣き出してしまっていました。 最前列でも端に座っていた方はいったん席を離れ、後ろに移動して立ってあやしていましたが、真ん中に座っていた方はそれも難しく、ただただ泣いている赤ちゃんを座ったままゆらゆらあやしていました。
夏でしたし、赤ちゃんもご両親も汗をかいていたでしょうし大変そうに見えました。  もちろん、赤ちゃんが泣いているからと言ってその間ご祈祷が中断されることもなく 儀式は続けられていました。 私達はたまたま列の最後尾だったのですが、それでも体に振動がくる位大きな音でした。 もしも音に敏感で繊細な赤ちゃんがいてこれからお宮参りを計画されているなら 太鼓を使うのか、どこで叩くのか、座る列を後ろにしてもらえないかどうか 事前に神社に確認しておく方がよいと思います。
私達の時は正面見て右側に直径3m以上はあるかと思われる太鼓が使用されていました。  太鼓が終わると別の場所に案内され、祈祷にこられた方すべての方が勢ぞろいし おひとりおひとりお名前と何の祈祷なのか詳細が読み上げられました。 お宮参りの方、厄払いの方、皆さますべて同室でした。  私が予約した日が混雑していたのもあるのかもしれませんが、なかなか全員分のお名前 読み終わらず結構な時間がかかり、ここでもぐずって泣いてしまう赤ちゃんが多かったです。 私の娘はそんな騒がしい中で眠ってしまいました。  祈祷が終わると渡り廊下を渡ってまた別の場所に移動し 神主さんから木の枝?のようなものが配られ奉納致しました。 最後に巫女さんからお椀を頂き、ご祈祷が終了しました。  神主さんも巫女さんも、ご祈祷の予約がいっぱいでお忙しいにも関わらず  皆さま優しく、物腰柔らかく接してくださり、温かい気持ちになりました。 娘の顔を見て「可愛いねぇ」と声をかけてくださったので この神社でお宮参りができてよかったと思っています。

お食い初め・100日祝い

ご祈祷が終了し、全員で神社敷地内にあるお食事処で食事をする予定だったので お食事処へ移動したのですが、この時施設内に 授乳スペースがなかったのでとても大変でした。
私はミルクを使用しておらず完全母乳で育てていた為、まさか神社敷地内の お食事処に授乳スペースが無いとは思わず確認を怠ったことが盲点でした。 お宮参りをしている位だから、授乳スペースくらいあるだろうと考えていたのが甘かったようです。
仕方なく自分の車で授乳しましたが、夏だったこともあり社内はとても暑かったです。 娘にも可哀そうなことをしてしまったと反省しました。 私はフォーマルな格好だった為、パッと授乳するスタイルになれましたが 着物を着ていたらとても無理だったなぁと思います。  お食事場所は決して神社敷地内でないといけない訳ではありません。 今回は旦那のお母様が手配してくださったお店がこちらだったのでお願いしましたが、 私の周りでは、ご祈祷が終わったら車で数十分移動して全く別の場所でお食事をされる方も多くみえました。 これからお宮参りを計画されている方は、お食い初めのお店をどこにするのか 旦那様ご家族と念入りに打合せされた方が よろしいかと思います。  お食事の内容はお食い初めのコースを頂きました。お赤飯にお吸い物に鯛に… 華やかなお食事がずらりと並びました。 両家のお母さんが娘に食べさせるようにしてくださり、終始和やかな雰囲気で営まれました。 大人向けのお料理もコース料理を出していただき、とても美味しく頂きまた。

お食事代について

私達の地域では、お宮参りにかかるすべての費用は旦那側の両親が負担するのが一般的になっており、私達夫婦はもちろん私の両親も一切お費用をお出ししませんでした。

旦那は三人兄弟の末っ子で次男です。長男だから費用を全額負担するという訳ではありません。 こちらも、お宮参りをする前に両家のご両親と打合せしておくことが大切だと思います。  初めてのお宮参りでしたが、失敗した点は授乳室がないお食事処だったことのみでした。 祈祷もお食事も特に何の問題もなく執り行って頂き不満はありませんでした。  私の知人は別の市でお宮参りをあげましたが、ご祈祷の際に神主様から 「早くしてよ、後がつっかえてるんだから。まだ時間かかるの?」というような 言葉をかけられとても悲しかったという話を聞きました。

私達参拝者からすれば、まだ生後数か月の赤ちゃんを抱いて初めての神社での儀式、慣れない洋服や作法にとまどい、ぎこちなさもあって当然かと思いますが 毎日執り行う神主様からしたら、
もたついていることがお気に召さなかったのでしょうか。
 せっかくわが子の晴れ姿をお披露目の日にそのような心ない言葉をかけられるのは とても悲しいことです。 知人はもう一度違う神社でお宮参りをやり直したいとまで思っているそうです。  一人のお子様に対して一度しかないお宮参り。大切な家族の時間は 素敵な思い出として残してほしいです。 私は地元の神社を選んで総合的によかったと思いますが お宮参りの際に神主様を選ぶことは当然できませんので、私の知人のような悲しい思いをするお母さんがいないように願うばかりです。

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