お宮参りに行く季節

私は3月に娘を、1月に息子を出産した主婦です。3月に生まれた娘は、ちょうど32日にあたる日に、息子は極寒の2月にどうしても連れていく勇気が出ず、少し暖かくなった3月の中旬にお宮参りに行きました。生まれて間もなく温度調節が苦手な子供と、まだ母になって間もなくただただ眠い私にとってこのイベントは本当に恐怖でしかありませんでした。3月と4月に行ったお宮参りですが、季節が行ったりきたりし、肌寒い日、夏日のような日、紫外線を感じる日、様々です。体調も崩しやすくなるかもと、お宮参りに向けてできるだけ体調管理に励むようにしました。

私が風邪をひいてしまうと、自動的に子供に移ります。赤ちゃんは免疫があるから風邪をひかないと聞いていましたが、小児科の先生は否定し、子供もお宮参りの数日後、イベントを終えて安堵した私が風邪を実際にうつしてしまったからです…。

夏なら暑さ、冬なら寒さ、子供だけでなくママも寝不足や免疫が落ちていたりするので、本当に気をつけて無理をしないでほしいと思っています。

お宮参りは絶対、生まれて31日、32日で行かなければならない!ということではないと思います。

お宮参りは、何を着せたらいい?

娘は代々女の子が生まれたら着ていると義実家から用意されたドレスを着せました。足が見えないロングドレス。出産後退院するときと、お宮参りと2回しか着せなかったので、状態もよく、また次に出産予定の義妹の家へとその後渡っていきました。

息子は生まれて2か月が過ぎ、1か月の赤ちゃんよりも体重も増えて大きくなったので、100日用に購入していたタキシードを着せました。70サイズでぴったりだったのでちょうどよかったです。

結局はおくるみで巻いていて、写真には真っ白な布にくるまっているような映り方になりました。出費を抑えたい方、子供が普段と違う衣装で嫌がって泣いてしまったりする場合は無理して衣装を着せなくてもよいのはないか、なんて思いました。

お宮参りのママの服装はどうする?

ふと、子供のことと今日の睡眠についてしか考えられないほど、とにかく毎日必死…。気づくと髪はボサボサ、肌はボロボロ、服は入らない!という事態になっていました。娘のときは、出産後がこんなに自分の人生が変わる、ないがしろになる、なんて思っていなかったので、なんとか着ることのできたワンピースを着ました。本当にギリギリ入るサイズで、パンツスタイルは全滅でした。体重はなんとか戻ったけど、お腹ってこんなに戻らないのですね。(娘はミルクだったので授乳口はなくて大丈夫でした。)息子の時は、また同じ展開になることを予想して、出産前に少し大きめの授乳口のあるワンピースを前もって購入しておきました。

肌がとにかくボロボロでしたが、お宮参りの前日にごまかしのフェイスパック、BBクリームで目の下のクマを隠し、髪の毛は流さないトリートメントを寝る前につけて、なんとかツルツルにしてお宮参りに臨みました。

しかし、その日のお宮参り写真を今見返しても、幸せな表情が勝っていて、数年経った今と比べると、全然、大丈夫でした(笑)とても眠そうな表情には見えません。

参拝神社や屋外の場合、授乳室はあるのか?

娘はミルクで育ちました。出産後、すぐにうまくおっぱいがでなかった私は慣れない寝不足とお世話で産後うつに近い状態になり、ミルクを多く与えていました。そのため、授乳室がなくてもミルクを作ってあげるためのお湯入りの水筒と粉ミルクがあればなんとかなりました。息子の時は少々困りました。体が小さく弱く生まれたため、なんとしてでも出なくなるまで授乳しようと決めました。

しかし、私がお宮参りに行った神社には洒落た授乳室などはなく、仕方なく、母に大きい毛布で隠してもらい、授乳しました。頻回だったので、本当に大変でした。祈祷を待っている間その変な光景を周りの人にも見られ、でも誰一人、いやな顔をする人はいませんでした。一緒に頑張ろうねという視線を感じ、ペコペコするしかありませんでした。とても心癒されました。

困ったのはおむつを替えるときです。事前に調べる余裕なんてありませんでした。なので、気づいたときは、え!無いの!どうしよう!と思いました。持っていっていたベビーカーの上で替えたり、他の方はフリースペースでおくるみを敷いて替えていました。クレームにならないものなのか?!と思いましたが、とりあえずなんとかなったので…。みんなそう思っているのかもしれません。そばに母がいると、「昔はなくて当たり前~」なんて聞かされると、母の強さを感じる瞬間は多々ありました。授乳室が完備されていない神社等はまだまだたくさんあるように思います。完備されているか、無かったらどうするか、事前にイメージ(そんな余裕があれば…)していくのもよいかと思います。

祈祷とお宮参り写真撮影

小さい子供を連れて、長時間外にいることに慣れておらず、祈祷はしなくてもいいんじゃないか?と思っていましたが、両家初孫ということで、祖父母もはりきっており、祈祷代を支払ってくれました。そうなると、祈祷してもらおうかという話になり、何組かまとめて祈祷するとのことで、その順番をひたすらに待ち、もうすでにヘトヘトでした。祈祷中に子供が泣き出してしまわないか、授乳の時間を被ったらどうしようとかなり焦りましたが、娘も息子もスヤスヤと寝てくれました。中にはタイミングが合わず、ギャン泣き状態になった赤ちゃんもいましたが、途中退席される方もいましたし、祈祷のBGMとして心地よい泣き声を聞かせてくれる赤ちゃんもいました。

その後、お宮参り写真撮影に移りました。まずは神社の前で家族写真、夫側の家族とも写真、そして私側の家族、最後に両家での写真。その際、カメラの三脚を持っていって良かったなと思いました。誰かにお願いできる状況じゃありませんでした。いや、頼むこともできたかもしれませんが、なんとなく申し訳なかったです。何をするには子供とタイミングは大事でしたので。三脚や、プロのカメラマンに同行してもらうのが良いかもしません。一日密着型のプロのカメラマンにお願いした、友達家族のアルバムを見たときに、私もこうすればよかった!と思いました。
神社で撮影したあと、神社からのおすすめで指定の写真館で無料で子供のお宮参り写真を撮ってくれるとのことで、無料はありがたいと向かいました。

しかし、勧められたのは私たちだけではありません。写真館の中は多くの家族連れと赤ちゃんでぎっしりでした。さすがにこれは両親には待ってもらえないと思い、そこで解散という形にしてもらいました。

とても良い案でしたが、何も考えずに向かわず、後日の提案ができるのかよく聞いて向かうべきでした。

健やかに成長を願ってお宮参り

娘のお宮参りに行ってから6年、息子は3年が経ちました。あの時あんなに小さくて、私がいなかったら何にもできなかったはずの娘が小学生、息子は幼稚園に入園します。あの時の育児に慣れない不安な気持ちも、すべて通りすぎて子供はすくすく成長してくれています。

赤ちゃんの表情はどんどん変わっていきます。そのたびにフワッと楽になり、また頑張れる。そんな表情をたくさん記録してあげてほしいと思います。子供を産んですぐのお宮参りで母は本当に大変です。その幸せな大変さも全部良き思い出になります。

福岡市東区のお宮参り・百日祝い写真撮影と衣装レンタルは原田写真館(香椎参道通り)

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