赤ちゃんが誕生してから約1か月の頃に行う「お宮参り」ですが、初めての子供となるとどうやればいいのか、子供のためにきちんとやってあげたい、なんて気取って準備をしようと思ってしまいます。まさしく私がそうだったのですが、祖父母からも「お宮参りはどうするの?」と聞かれ、なぜかきちんとやらないと!というプレッシャーから、着物を借りて神社では御祈祷してもらって、写真館で撮影もします。すぐに予定を経てるので待っててください、なんて言ったものだから余計自分を追い込んでいました。

で、一番悩んだのが服装なんですが、実家の母から小さい時に着た着物が二つあるよ、お宮参りやお食い初め、七五三で使えるんじゃない?なんて連絡が来たから、勝手な脳内変換で「せっかくだから使ってよ!」だと思い、使う方法を調べることになりました。

結局着せ方も難しければ裾直しも必要だったり、ネットに書かれている模様がなかったり、デザインが少し古く感じるな、なんて思ったりお古は可哀想だしな、なんていろんな考えが浮かんできました。最終的には、産院からの退院時に着せなさい、とプレゼントしてもらった1万円を超える高級ベビードレスがあったので、これにしようかな、と母には伝え決めていました。ですが、それを義実家の祖父母に話すと、写真館で着物のレンタルができるから、写真と合わせて着物を選んだらいいじゃない!と連絡がきました。どちらの親の意見を優先するべきか、なんて悩みも増えてしまいました。

勿論、どちらも私のため、孫のために良かれと思って伝えてくれていたのですが、それを私がプレッシャーに感じてしまっていたため悩みとして大きなものにしてしまったのです。

正直、生後1か月の赤ちゃんということは、産後1か月しか経っていなママ、慣れない育児や出産の疲れも残っていますので自分の体調を最優先すべきだったと思っています。

一番簡単で確かな方法で赤ちゃんの服装を決めました

結局私たちは、写真館でお宮参りの撮影し、そのまま祝い着を借りて近場の神社で御祈祷をしにいきました。祝い着を購入するのはちょっと値段が高く断念しました。そして私自身が着たお古の着物は、ネットで検索した祝い着のどれとも違うデザインで、本当にこれ着せていいの?なんて不安になったのと、結ぶための紐がなかったり、着物に合う帽子やスタイを別に用意しなきゃいけなかったり、調べて準備するのに手間取ると感じたからです。

ネットレンタルという方法もありましたし、ベビードレスで行く方法もありましたが、着物を着せたいという思いがあったので写真館でレンタルしました。

ここで一つ残念だったのは、考えれば当たり前かもしれませんが、レンタルできる着物は限られているため知人と同じような写真ができあがってしまうこともあります。たまたまですが半年後に産まれた従兄の赤ちゃんも、我が娘と同じ着物を着てお宮参りに行った写真を見せていただきました。人と被りたくない、という人はネットレンタルがおすすめかもしれませんね。

お宮参りは、赤ちゃんが主役だけど親の服装も気になるよね

着物を着る人もいればちょっとかしこまった恰好、男性はスーツでビシッと決める方が多いですよね。私は5月にお宮参りに行きましたが、スカートにブラウスとジャケット、ストッキングを履いてパンプス、普段のお出掛けはリュックだけどトートバックで行きました。フォーマルな恰好が適していると思いますが、ラフな恰好をしている人もいましたし自分たちが動きやすい恰好で問題はないかと思います。ただ、一番気にしなければいけないのは写真として思い出に残ったときに、自分たちがどのような服装が良いのか、将来的に子供も目にするお宮参り写真なのできちんと恥ずかしくない恰好であれば、問題はないと思います。

着物を着ているママも数名いましたが「いいな~」「綺麗だな~」なんて気持ちは湧いたのですが、授乳も大変だし着付けの時間も赤ちゃんをパパに任せるのは不安だし、動きにくいし、なんて考えてしまう私には到底無理なことでした。でも、着れたら着たかった、と思うので、お宮参りでできなかったから七五三では娘と一緒に着物を着たいなと考えています。

赤ちゃんの着ているものに合わせて両親も洋装か和装か合わせたほうが良い、という意見も多くありますが、私が見た中では、赤ちゃんは和装、両親はスーツなどフォーマルな洋装をしている割合が高かったです。

古くから伝わる正式なお宮参りの方法とは?

一応確認しておきたいのが、正式と言われているお宮参りの服装です。本来は白羽二重を着せた上に産着を掛けるのが赤ちゃんの正式な装いです。最近の主流は羽織の産着で、ベビードレス+祝い着が定着しています。男の子の場合熨斗目模様で鷹や兜・武者などの柄が一般的で、黒色や紺色・灰色、女の子は友禅模様で、蝶や手毬・花の柄が一般的で赤色や桃色が多いです。両親も、父親は着物に羽織、母親は黒留袖等といった服装で参拝していたようです。現在は、そこまでかっちり整えている人は少ないです。というより私は見たことがありませんし、SNSなどでも見たことがありませんでした。

主流となっているのはベビードレス+祝い着でレンタルする方が多いですが、和テイストが好きな方は前開きの着物ロンパースを購入したり、せっかくのお宮参り記念だからと購入する方もいらっしゃいます。購入する場合は七五三のことも見据えて、三歳の祝い着として仕立て直すことができるように考えて購入するようです。ただ、三歳になると自我も芽生え「これが着たい」と意見をする女の子も多いので気を付けて購入したほうが良いかもしれませ

2人目のお宮参りはベビードレスを選択!

1人目の時にとてつもなく悩んで辛かった思いがあったので、ベビードレス一択で行きました。祝い着も用意せず、ベビードレスを着た赤ちゃんと、フォーマルな恰好をした夫婦、長女は少しだけ綺麗に、ワンピースを着せ、なんとなく家族全員の雰囲気が揃うように、それだけは意識しました。二歳差姉妹なので、2人目のお宮参りはイヤイヤ期と重なっていたこともあり、おとなしく御祈祷できるかも不安であればぐずった時に、ママでしか落ち着きを戻さない上の子だったので大変でした。2人目には申し訳ないけれど、家と神社の往復だけで、できる限り短時間で済ませること、そして動きやすい恰好でぐずったときにすぐ対応できるように考えていました。もし、上の子と同じように写真館に行って、撮影、そして着付けをしてから神社に移動、御祈祷、また戻って着物を返して、なんてイヤイヤ期の娘にはとても困難だし、夫婦で疲れ切る姿が目に浮かんだので着物を着せたいという思いは選択肢から外したのです。

将来、お宮参りの写真を見返したときに、上の子は着物、下の子はベビードレスと違いがありますが、それはそれでいい思い出だし、本人たちも「こっちが良かったな~」なんて会話してくれればいいな、と考えています。

お宮参りの服装を、両方体験して思うのがベビードレスのほうが楽です。大きなこだわりがなければ産後間もない時期ですし、ママの体調優先で簡単に済ませてしまうのが良いと思います。慣れない育児で四苦八苦している時期、だけどこれから先ももっともっと大変な育児が待っていますので、できる限りストレスを抱えることなくお宮参りができたほうが良いでしょう。

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お宮参り写真撮影・着物レンタル 原田写真館Since1969
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